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エネルギーをつかう"街で"

X線CT診断装置 Aquilion 64

このX線CT診断装置が、今年度のエコプロダクツ大賞推進協議会 会長賞(エコプロダクツ部門:優秀賞)を受賞したものです。 X線CT診断装置とは、X線を利用して、人体の断層面を画像化する機器です。1枚の断面画像を得るため、人体の周りにX線管と検出器を1回転させて、再構成計算に必要なデータを収集し、高速な計算機で再構成処理をします。このX線CT診断装置は、最速0.35秒1回転で同時に64枚の断面画像データを収集できるため、動きのある心臓の検査にも利用できるようになり、臨床応用が飛躍的に向上しています。同じエネルギーを消費して得られる臨床価値が従来装置から大きく(断面データ1枚が64枚に)向上しました。2000年度機種比省エネ(患者さん一人あたりの診断用消費電力など)、省資源化(従来装置では複数台必要な診断が1台で可能など)ともに50%削減を達成しています。装置の心臓部であるX線管は消耗品の電子管で、年に1〜2度交換が必要ですが、交換後回収してカバー部材(鉛、アルミニウムなど)を再利用しています。更にCTシステム全体として、鉛などの有害物質を削減しました。また、検出器の性能を大幅に向上させ、新規の画像処理ソフトウエアを開発するなどにより低いX線出力での検査が可能となり、前の世代の機器に比べて、患者さんの放射線被ばくも1/4まで軽減しています。このようなことが評価されて、今回エコプロダクツ大賞を受賞することができたと思っています。