エネルギーをつかう"家で"
ドラム式洗濯乾燥機 TW-3000VE
洗濯機乾燥機は、電気・水・洗剤を使用してほぼ毎日動いています。乾燥も行う場合は、さらに大きな電気を使用して乾燥を行います。このように洗濯乾燥機の環境への負荷は、使用する段階での環境負荷の割合が最も大きくなります。そのため、毎日使用する電気や水の量を少なくすることができれば、環境負荷を大きく低減することが可能となります。TW-3000VEでは、前機種で採用したヒートポンプ乾燥方式をさらに進化させたSDDヒートポンプハイブリッドエンジンを開発し、乾燥効率の向上及び乾燥運転時の冷却水を不要にしました。これにより、従来のヒータ乾燥方式の洗濯乾燥機に対し、電気と水の使用量を約半分にすることができ、製品使用段階での環境負荷を低減しています。さらに、有害物質削減を図るJ-Moss(RoHS)に対応し、再生樹脂部品の積極的な採用にも取り組んでおり、製造段階での環境負荷低減にも寄与しています。また、ファクターについては、SDDヒートポンプハイブリッドエンジンによって可能となった、洗濯乾燥機としては世界初となる冷暖房機能を備えており、製品価値の向上も図っています。
電気冷凍冷蔵庫 GR−X56FT
冷蔵庫は、家庭で使用する電力量の約16%を占めており、LCA(ライフサイクルアセスメント)の観点からも使用中が最も環境負荷が大きい商品です。 近年、冷蔵庫の大型化に伴い消費電力量の増加は避けられないものとなってきています。本製品は当社独自のツイン冷却の大きなメリットである高湿度冷蔵室をベースに、オープン形態で野菜室を冷蔵室内に設置し、使い勝手向上と消費電力量の低減を実現しています。前記の新形態を採用することによって、冷蔵温度帯、冷凍温度帯の2つのゾーンに分けることができ、送風経路の簡素化、熱漏洩量の削減などにより、消費電力量を約12%低減することができました。さらに、冷凍サイクルの効率改善によって 約14%低減することにより、容量拡大による増加分が吸収でき、トータルで 約20%を超える大幅な省エネを達成しています。 又、冷蔵室内に設置したオープン形態の野菜室により、食材を探すときの冷蔵食品と野菜との視線移動が軽減でき、扉開放時間の短縮につながり、実使用における省エネにも貢献しています。 環境負荷については、ライフサイクルエネルギーの大半を占めている消費電力量を低減することにより、二酸化炭素放出量の低減に寄与しています。 又、オゾン破壊係数、地球温暖化係数に優れる自然冷媒(R600a)、断熱材にはシクロペンタンを採用したノンフロン設計です。 J-Mossにも対応、さらに、当社独自のツイン冷却システムで、食品の鮮度の劣化やエネルギーロスを抑えています。
家庭用エアコン RAS−402BDR
大清快BDRシリーズは、「空気がいちばんキレイ、しかもeco」をコンセプトに、高い空気清浄能力と業界トップの省エネ性を実現しています。省エネ性を実現させた主な要素技術として次の3つが挙げられます。
(1)サクション方式ツインロータリーコンプレッサ:吸込み抵抗を低減し、効率アップを図っています。
(2)スマート・プレ・スイッチングインバータ:使用頻度の高い運転域での効率改善を実現しています。
(3)エコdeクリーンシステム:通風抵抗を削減することで、性能を向上させています。
また、好みのエリアだけに風を送る"スポット機能"の搭載や、使った電気代・使用時間が一目で分かる"おしえてリモコン"など、環境に配慮した製品となっています。
ネオボールZ Real
白熱電球のソケットに直接装着できる電球形蛍光ランプは、明るさ同等の白熱電球と比べて約1/4の消費電力で済む省エネルギー光源です。2005年に見た目も電球そっくりの60W形電球代替のネオボールZ Realを開発しましたが、今年の6月により高出力タイプの100W形電球に置き換えるネオボールを開発しました。比較製品(2000年のEFA25)と比べて4W、約16%の省エネを達成し、寸法も小形化され、質量比で約1割減を達成しました。技術ポイントは高効率螺旋形発光管と小形インバーター電子回路の採用です。
会場には電球型蛍光ランプを飾った6mのクリスマスツリーを設置し、通常電球と消費電力の比較をご覧いただきました。また使用したツリーは芝浦小学校へ寄贈し、植樹しました。
植物由来プラスチック FVH77607、FRC-165TL
植物由来プラスチックは木製セードの透光シートとリモコン筐体に採用し、プラスチック製造時の化石資源使用量は石油系プラスチックと比較して約30%削減となります。照明セードには従来から自然素材の木材を木枠部分に採用しているため石油系プラスチックと異なり、焼却廃棄の際には有害物資が発生致しません。また、シーリングにはスリム型蛍光ランプを使用しています。従来型と比較すると、定格寿命は2倍と長寿命で明るさも全光束が6%向上しエネルギー消費効率8%アップとなります。蛍光ランプのガラス使用量も従来型と比較して45%削減と省資源となります。有害物質削減への取組みも製品の設計段階からRoHS規制を盛り込んで、2006/6末にRoHS6物質を全廃しています。更に社団法人 日本有機資源協会より製品への取組みを認めて頂き、バイオマスマークを製品に表示しています。環境に配慮した植物由来プラスチックを住宅照明器具に採用し、省エネ効率UPや有害物質の削減等にも努め地球温暖化防止とエネルギー節減など環境への取り組みを積極的に行っています。
高効率LEDダウンライト「E−CORE」(イー・コア)
E-CORE 40Wクラスがエコプロダクツ大賞 エコプロダクツ部門で優秀賞を受賞しました。
「E-CORE(イー・コア)」は、白熱灯器具に替わる高効率LEDダウンライトです。従来の白熱灯器具と同等の明るさで、消費電力は1/7です。(60Wタイプ→7.8W 40Wタイプ→5.3W)照明業界で初めて、京都議定書・目標達成計画の要求性能をクリアし、地球温暖化防止と経済性を両立しました。
(目標値:白熱電球のエネルギー消費量の1/5以下、価格差3.8倍以内)
(E-CORE 60:従来器具の消費電力の1/7、価格差3.8倍) (E-CORE 40:従来器具の消費電力の1/7、価格差3.2倍)
これまでのLED照明器具は明るさ、価格とも従来の白熱灯器具にはかないませんでしたが、E-COREはLED照明器具で初めて、白熱灯器具に比べて初期設備費の回収ができます。
(24時間連続して使用するような条件では、約1年半) (10時間/1日使用するような条件では、約4年で白熱灯器具との維持費が逆転する)
LEDの寿命は40000時間と長寿命で、長く使うほどエネルギー消費量とCO2排出量が抑制されます。またこの間ランプ交換の手間がかからず、高所作業の危険や交換作業費・廃ランプが発生せず、環境に配慮し、使う人に優しい商品です。
デジタルハイビジョン液晶テレビ 37C3500
省エネ、省資源、環境関連物質の削減を実現した東芝のデジタルハイビジョン液晶テレビです。省エネでは、映像信号の最適化、バックライト制御などにより、フルHDパネルでありながら、ワイドXGAパネル並みの年間消費電力量を実現し、省エネを図りながら、コントラスト感も向上しました。省エネ達成率は185%で業界NO1です。省資源としては、卓上スタンド、金属部品の軽量化を行い、質量を昨年の機種37C2000と比較して18%の削減を行いました。環境関連物質の削減としては、J-Moss対応としてグリーンマーク(特定化学物質非含有マーク)を表示しています。シンプルに凝縮された機能でこだわりの高画質を堪能でき、風格が漂うデザイン、省エネ、省資源など全体的にバランスのとれたテレビです。
携帯電話用 有機ELパネル 3.2インチWQGA
有機ELパネルの環境面での特徴はバックライトレスです。バックライトが無いので、それに必要な材料また蛍光灯の点灯に必要な電気が要りません。バックライトが要らない理由はブラウン管と同じ自発光の表示パネルだからです。ガラス板の上にトランジスタを作ります。これは液晶技術と同じです。そして画素となる部分に発光塗料を塗布するだけのシンプルな構造です。その画素に電流を流すと発光体が光ります。これをトランジスタによってコントロールすることによって鮮やかな画像が生まれます。また発光部も画像に必要な部分だけの電力で済みますので全面を発光し続けるバックライトと比較して30%ほどの電力で済みます。この様に自発光の有機ELダイオードパネルは画像品質を格段に向上させ、省エネも同時に実現させました。更にはバックライトが無いと言うことは有害な化学物質も使用しない事につながります。バックライトの蛍光灯には発光するために水銀が含まれています。この有害な水銀が「ゼロ」になるのです。また液晶パネルの半分近い部品はバックライトの部品でありますので資源の削減にも繋がります。
ノートPC dynabook SS RX1
RX1は 省資源、省電力、水銀不使用でライフサイクルの環境負荷を大幅に削減しています。
(CO2量比較で、前機種(M35)に対して26%削減)
省資源化 :薄型軽量7mm厚 DVDスーパーマルチドライブ搭載、薄型マグネシウム合金ボディの開発(板厚0.45mm)高密度実装技術によるプリント基板の小型化
省エネ化 :フラッシュメモリドライブ採用、低消費電力LCD、システムパワーマネージメント
水銀レス :LEDバックライト液晶の採用
NAND型フラッシュメモリ
NAND型フラッシュメモリは東芝が独自に開発した大容量化に向いたメモリです。情報を書いたり読んだりする際に機械駆動が必要ないため、省エネかつ壊れにくい製品です。SDメモリカードはデジタルカメラをはじめ、最近ではビデオカメラにも使われるようになりました。USBフラッシュメモリはパソコン、microSDメモリカードは携帯電話で活躍しており、今後もさらなる大容量化が期待されています。
●データ転送速度:
スピードクラス表示によりデータ書込み時における高速の転送速度を保障しています。(東芝製は高速タイプのClass4以上。最低4MB/秒を保障しています)
●高度な著作権保護機能:
SDカードにはSDMI(デジタル音楽著作権保護協議会)が認める高度な著作権保護機能がついており、デジタル配信を通して豊富なコンテンツを楽しむことができます。
●省資源:
微細化・多値技術採用によって、単位容量当たりの使用材料の削減を行いました。また、新設した超省エネ工場では、新しい空調方式や廃熱回収システムの採用で、製造工程のエネルギー使用量を大きく削減しています。
SpursEngine
展示では、顔トラッキング技術を使ったデジタルかがみFACEMATIONをご紹介いたしました。顔トラッキング技術とは、目、鼻、口の位置を自動認識し、顔全体から抽出したおよそ500個の点の動きから表情や顔全体の動きを読み取ることができるという技術です。こちらのデジタルかがみF-TYPEでは、顔 トラッキング技術を使い、化粧や髪型のシミュレーションをすることができます。表情、動きなどを読み取りながら同時にシミュレーションを行いますので、その時々の表情や顔の向きに合った化粧や髪型のイメージデータを選び出し、リアルタイムで合成し、鏡となっているモニタに映し出すことができます。これまでは膨大なデータ転送や演算性能を必要とする画像処理をリアルタイムで行なうことはとても難しいことでした。しかし、SpursEngineを利用すると、様々な画像処理をリアルタイムに行なうことができるようになります。
家庭用燃料電池 TM1C
家庭用燃料電池は、都市ガスまたはLPガスから電気とお湯を効率よく作る、ご家庭の小さな発電所です。エネルギーの消費を押さえ、二酸化炭素の排出量も少ないことから、燃料電池の設置前と比べ、二酸化炭素排出量を年間約1トン削減することができます。背の低い方が燃料電池ユニット、背の高い方が貯湯ユニットで、燃料電池ユニットで作られたお湯を貯めておくものです。現在、2009年度商用化開始に向け、コストダウンと耐久性・信頼性向上に注力しています。また設置性の改善も進め、燃料電池ユニットの重量は110kg以下と、2年前に比べ60kgもスリム化を行い、運搬・設置工事が非常に楽になりました。騒音も図書館並に押さえることができました。当社では、都市ガス用、LPガス用ばかりでなく、灯油用、純水素用の燃料電池の開発も進め、燃料電池が設置された場所で最適な燃料が選択できるようにしたいと考えています。 エコと省エネを実現できる家庭用燃料電池、ご家庭でできる地球温暖化防止対策の切り札です。
自然冷媒CO2ヒートポンプ給湯機「エコキュート」
設置面積業界最小クラスの「360L省スペーススリムタイプ」を発売しラインアップの強化を図り、当社だけの「自動エア抜き機能」や新機能「配管逆接続チェック機能」による施工性の向上を図ると共に、業界最速クラスの「浴槽追焚き機能」などにより快適性の向上を図りました。
携帯電話 W55T/W54T/920T/814T
環境に配慮しながら機能や性能を向上させた携帯電話です。環境配慮の面では省資源化、リサイクルに配慮した設計、環境の負荷が大きい物質の削減などに取り組んでいます。具体的な事例として、
- 部品の小型化や部品点数の削減など資源の有効活用
- 樹脂に比べてリサイクルしやすいステンレスやチタンなどの金属材料を積極的に採用
- ポリ塩化ビニル(PVC)を含まない塗料や、臭素系難燃剤(BFR)を含まない基板
を全面的に採用などが挙げられます。 価値改善の面では、
- 光の乱反射を防いで太陽光の下でも見易いクリアスクリーン液晶の採用
- 手振れを軽減できる3.2メガオートフォーカスカメラの採用(W54T、920T)
- 筐体に金属を採用して質感を向上
- 部品の小型化や部品点数の削減などにより、薄さ9.9mmを実現(W55T)
などが挙げられます。これからも、使いやすく、環境にも配慮した携帯電話を作っていきたいと考えています。
HD DVD搭載ハードディスクレコーダー RD−A301
HD DVDの録画・再生に対応し、さまざまな機能向上を行うと同時に、回路の集積化と電源の効率化により、従来と同等の消費電力を保ちつつ、薄型化デザインを実現し、製品質量を27%削減しました。特に製品価値向上として、HD DVDドライブ搭載により地上デジタル放送がそのままの品位でディスクに記録可能となり、また 地上デジタル放送の2番組同時記録にも対応しました。さらに、ハイビジョン映像を従来のDVD-Rに残せる「HD Rec」機能と圧縮効率の高い映像記録方式である「MPEG4 AVC」にも対応する事で使い慣れた従来のDVD-Rに約2時間のハイビジョン映像を残す事が可能になりました。
